学校ブログ

〔blog〕 本校の生徒の投稿が新聞に掲載されました。

2018年8月9日 08時30分
今朝の東京新聞朝刊の投稿欄、
『発言_若者の声』に、本校2年生男子の投稿が
掲載されました。

 〈平成30年8月9日(木)の朝刊〉
  「戦闘」載せず痛みは伝わるか

           中学生 ○○ ○○ 14

     (東京都港区) 

僕は軍事オタクである。僕なりに国語の教科書に物申したい。教科書に載る戦争の話はほとんどが、最前線の戦闘ではなく、国民目線のものだということだ。「中学生に戦場のことを伝えるのは悲惨すぎる」なんて声もあるだろう。

 ただ、僕は思う。そんなことを言う人は、本当の戦争を知らない。戦場の兵士がどのように死んでいくのかを知らないのだ。

 山ほどある兵器がどのような目的で、どのように使われるか知ったとき、僕はこんなことがたった七十年前にあったということを、平和ぼけしているやつらに教えたいと思った。僕だって銃で撃たれたときの痛みは知らない。でも、今の中学生は、それを考えようとすら思わない。今のままだと。