学校ブログ

〔blog〕 本校の生徒の投稿が新聞に掲載されました。

2020年8月28日 09時15分
本日、8月28日(金)の東京新聞朝刊の投稿欄、『発言_若者の声』に、本校3年生男子の投稿が掲載されました。

  〈令和2年8月28日(金)の朝刊〉

核兵器の怖さ日本が発信を

     中学生 〇〇 〇〇 14歳


  一九四五年八月六日、広島が核兵器の攻撃を受けた。ウランによる原子爆弾が落ちたのだ。被害は広島市ほぼ全域、同年末までの死者は約十四万人と推計されている。投下後の入市者も含め五十六万人が被爆したともいわれる。
 僕はとても怖い。理由は主に二つ。まず、世界で今核兵器を保有している国が数カ国ある。持っていると、いつか使われる可能性があるからだ。

 そして、ウランが世界にあるからだ。核兵器を廃絶したとしても、その材料がある限り、廃絶とはいえないのでは。ウランがないと原子力発電ができない。日本では東日本大震災の起きる前までは総発電量の二割以上を占めていた。世界でも、原子力発電を推進している国もあり、ウランをなくすことができない。

 このままでは僕らがいる間に、核兵器が使われてしまうかもしれない。だから、被害を受けた僕たち日本人が核兵器の悲惨さを世界に伝えなければいけない。