学校ブログ

〔blog〕 若葉の5月。

2020年5月1日 10時00分
新緑の季節。「たかまつの森」の緑がみずみずしく感じられます。

★新緑とは一般的に4~5月ごろの若葉の緑色や、木々が芽吹く現象そのものを指した言葉です。冬の間すべての葉を落としていた落葉樹が、暖かく日差しの強い季節に備え一斉に葉をつけ始めます。
落葉樹と同じく、冬の間も葉を茂らせている常緑樹も春から夏にかけて新しい葉をつけます。クスノキなどの常緑広葉樹やマツなどの針葉樹でも、よく見るとこずえなどに新しく明るい緑色の葉をつけているのがわかります。

光合成をしてエネルギーを作り出すのが葉の役割ですが、葉を作り維持するのにもエネルギーが必要です。そのため、日光が少なかったり気温が低かったりなど条件が悪いと、作り出すエネルギーよりも使うエネルギーが上回ってしまいます。1年の中で気候の差が大きい地域で、冬場は葉を落とし、春から夏にかけての光合成に適した時期だけ葉をつけるのが落葉する木々の戦略だそうです。