学校ブログ

〔blog〕 1年生_理科_物質のすがたとその変化 【検証授業のまとめ】

2021年10月28日 09時00分

10月12日(金)から約2週間、1年生の理科の授業では、『物質のすがたとその変化』の学習について、大学院で理科の授業について研究をしている先生(以前、高松中に勤めていた先生)を招いて、授業を行ってもらっていました。
 

 ★☆★ 授業をしていただいた先生からのメッセージ★☆★
2週間にわたり、「STEM教育の単元開発」という研究テーマで検証授業を行わせていただきました。このテーマは、政府が「Society5.0」と呼ぶ社会に向けて、将来役立つ能力を身につけるために、中学校理科における単元開発を検討して設定しました。「Society5.0」においては、様々な技術と上手に付き合うために、正しくデータを扱える能力であったり、技術そのものの仕組みをしっかりと理解する必要があると言われています。それらのことを踏まえ、「身のまわりの物質」の単元のなかで、データ活用やプログラミングを行いながら、クラウドを利用したSTEM教材を活用し、その効果について研究させていただきました。このような取組は初めてなので、最初は、1年生の皆さんがとまどうことがあったかもしれません。けれども、回を重ねるごとに操作が素早くなり、各班で共有したデータを工夫したり、意見交換を行ったりする姿は頼もしく、これからの皆さんの未来に大きな可能性を感じました。高松中学校での検証授業を活かし、今後の理科教育の推進とともに研究に励んまいります。2週間ありがとうございました。