〔blog〕 科学部の活動
2022年9月7日 09時00分昨日の放課後、科学部は理科室で、驚くほど硬いガラス「オランダの涙」づくりに挑戦していました。
カナヅチで叩いても壊れない!?驚異のガラスをつくる
驚くほど硬いガラス「オランダの涙」。滴型形状となっているこのガラスの頭部は非常に硬く、ハンマーで叩こうと、銃弾で打たれても壊れません。ところが、滴型のしっぽの部分を少しでも折ると全体が爆発するかのように砕け散ってしまいます。この「オランダの涙」、別名「ルパートの滴」は1661年にイギリスで行われた実験に立ち会ったカンバーランド公ルパートにちなんでいるそうです。17世紀にはヨーロッパのガラス工房でその存在が知られており、簡単に作ることができますが、400年もの間、何故、このような特性を持つかということについては解明されなかった驚異のガラスです。